第49回定期演奏会〜2台ピアノ祭り〜 終了のご報告
2026年10月18日(日)、高槻城公園芸術文化劇場 北館 中ホールにて、「高槻音楽家協会 第49回定期演奏会〜2台ピアノ祭り〜」を開催いたしました。
当日は大変多くのお客様にご来場いただき、温かい響きに包まれた素晴らしい一日となりました。
第1部ではクラリネット4重奏、声楽、マリンバによる彩り豊かなアンサンブルをお届けし、第2部ではメインテーマである「2台ピアノ」のダイナミックな演奏や8手連弾など、多彩なプログラムをお楽しみいただきました。
ご来場いただきました皆様、ならびに開催にあたりご支援・ご協力くださった皆様に、出演者・スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
高槻音楽家協会では、今後も地域の皆様に上質な音楽をお届けできるよう、様々な演奏活動や企画に取り組んでまいります。
今後とも高槻音楽家協会の活動に温かいご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
以下に、当日の各ステージの様子をご紹介いたします。
【第1部】多彩なアンサンブルが織りなす華やかなオープニング
第1部は、ジャンルや編成の魅力があふれる多彩なプログラムで幕を開けました。
クラリネット4重奏(荒瀬 美佳、滝井 菜緒、浦野 幸栄、高津 志帆)
渡部哲哉作曲『落ち葉の舞う季節』の情景豊かな響きからスタート。続いて阿部勇一作曲『ラグ ラヴ ラヴェル』、ガーシュウィン作曲『アイ・ガット・リズム』と軽快なリズムを響かせ、木管楽器ならではの温かく柔らかなアンサンブルで会場を魅了しました。
声楽(神田 律子 / ピアノ:冬廣 万美子)
ヴィヴァルディ『喜びと共に会わん』、ヴェルディ『ストルネッロ』、そしてサン=サーンスの歌劇『サムソンとデリラ』より「あなたの声に私の心は開く」を披露。表現力豊かな美しい歌声とピアノの繊細な伴奏が調和し、ドラマチックな空間を作り上げました。
マリンバ(戸田 佳代 / ピアノ:中川 裕美子)
安倍圭子作曲『遥かな海〈無伴奏〉』では、マリンバのトレモロが波のさざめきのように広がりました。千秋次郎作曲『マリンバとピアノのためのわらべうた春秋〈ピアノあり〉』では、どこか懐かしく温かい木琴の音色とピアノが響き合い、第1部を情緒豊かに締めくくりました。
【第2部】響きあう重厚な音色「2台ピアノ祭り」
第2部は、本演奏会のテーマでもある「2台ピアノ」をメインとした豪華なステージです。舞台上に並べられた2台のグランドピアノから、多層的で重厚な音楽が生み出されました。
2台ピアノ(村主 夕加、野澤 滋美)
リストの不朽の名曲『ハンガリー狂詩曲第2番』を演奏。重厚な導入部から情熱的で疾走感あふれるラストまで、2台ピアノだからこそ表現できるスケール感で聴衆を圧倒しました。
2台ピアノ8手連弾(辰巳 純一郎、八尋 直哉、郭 一啓、山口 美樹子)
ベートーヴェン(福間洸太朗 編曲)『トルコ行進曲』・Eホルスト作曲『シューティング スターズ ギャロップ』を披露。4人の演奏者による「8手」のアンサンブルは迫力満点で、会場からは大きな拍手が送られました。
2台ピアノ(石原 綾乃、須山 由梨)
ナーブラヴニーク作曲『ロシアの主題による幻想曲 作品39』を演奏。ロシア音楽特有の哀愁を帯びた美しい旋律と繊細なソリスティックな掛け合いが見事に昇華されたステージでした。
2台ピアノ(櫻井 優衣、柳原 彩花)
トリを飾ったのは、ポープ編曲によるボロディン『「ダッタン人の踊り」より 序奏と娘たちの踊り・男たちの踊り』、そしてホルストの超大作、組曲『惑星』より「木星」。オーケストラさながらの色彩豊かな重厚サウンドがホールいっぱいに響き渡り、演奏会のフィナーレを豪華に飾りました。